BLOGブログ

紹興酒の歴史 その1

黄酒は中国に源を発し、最も古い醸造酒。世界三大古酒の一つと数えられる。われわれの祖先が集めた穀物を貯蔵しているうちに、自然に発生する味の薄い酒を発見。古代は「醴」と言われていた。紹興近くの小黄山遺跡と河姆渡遺跡から大量の人工栽培のもみと陶製酒器が出土し、紹興酒は少なくとも6000年以上の歴

紹興酒について

史書の記載では2500年以上前、すなわち臥薪嘗胆、呉越同舟で知られる越王勾践の時代からたくさん存在していました。さらにさかのぼること6、7千年前、河姆渡(かぼと)遺跡から出土された人工栽培の稲及び酒器から、古代人がすでに黄酒を飲んでいたことが証明されています。

飲み方、テイスティング

紹興酒の飲み方は「常温でストレート」が基本です。芳醇な香りとまろやかな味わいが口中に広がり、ゆっくりと飲んでその独特な風格と趣を味わう事ができます。気温10℃以下の季節は、35~45℃ぐらいにお燗して飲むと、湯気と一緒に華やかな香りを楽しめますし、体の温まる効果も一層増します。

栄養価について

「古越龍山」紹興酒は、濃醇な風味と抜群の品質、そして健康に良いため、薬酒としても幅広い年齢層に飲まれています。口当たりはみずみずしくて、まろやかで、甘味があり、多種多様なアミノ酸、ポリフェノール、オリゴペプチド、活性ペプチド、γ-アミノ酪酸そして、豊富なビタミンとミネラルが含まれています。

保存と熟成の話

紹興酒は穀物発酵酒で、アルコールの含有量が低く栄養が豊富なため、保存状態がよくないと味と品質に影響するので、注意が必要です。長期貯蔵する場合、やはり大きい陶製甕に入れ、泥で密封したうえ、日陰で涼しく風通しがよいところに貯蔵し、4~28℃の温度を維持する必要があります。熟成期間中、紹興酒を揺れ動か

TOP