紹興酒の歴史

紹興酒の歴史 その1

黄酒は中国に源を発し、最も古い醸造酒。世界三大古酒の一つと数えられる。
われわれの祖先が集めた穀物を貯蔵しているうちに、自然に発生する味の薄い酒を発見。古代は「醴」と言われていた。

紹興近くの小黄山遺跡と河姆渡遺跡から大量の人工栽培のもみと陶製酒器が出土し、紹興酒は少なくとも6000年以上の歴史を持つ。約5000年前、農耕文明が進化し、人々が定住し、食料も 余るようになった。酒の醸造に条件が整う。人工的に麹を作るようになった。中国の酒造の歴史が始まる。

約4000年前、禹王による夏王朝誕生。
酒の発明者: 「儀狄造酒説」「杜康造酒説」。

禹王の時代、酒造りを司っていた儀狄(ぎてき)が初めて酒を造り、のち杜康(とこう)に至って完成したといわれる。杜康は夏の第6代国王。しかし、先人の醸造技術をまとめ、よりおいしく造れるようになったにすぎない。また禹の部下の水酉(すいゆう)という人が造った説もある。

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP