先週6月10日、静岡県地域外交課が主催する静岡県と浙江省の友好提携40周年を記念したzoomウェビナーに夏所長が出演しました。
紹興酒の魅力を伝え、認知度向上に向けた今回の企画ですが、静岡市国際交流サロン「Shizuoka ATLAS」では東海大海洋学部の学生さんたちがウェブ講演の映像を見ながら紹興酒を嗜みました。「思ったより飲みやすかった。中国のお酒に興味を持った。」と嬉しい感想を頂戴しました。
このウェビナーは北京のジェトロ・北京事務所からも同時配信されました。
ウェビナーでは浙江省についてはもちろん、紹興酒の歴史・製法、美味しい飲み方、紹興酒に合う県食材などもご紹介させていただいて、そして講演中に視聴者の皆様からの一般質問を受け付けて最後に回答いたしました。
35分ほどの講演でしたが、とても中身のある充実した時間となりました。
浙江省と静岡県は古くから深いつながりを持っており、82年に友好提携を締結してからこれまで関係を深めてきました。
静岡県地域外交課の担当者の方は「コロナ後のインバウンドも見据えて、友好関係を進展させたい。文化やスポーツのほか、環境面などでも連携し、互いの生活が豊かになるように力を合わせたい。」と話しています。友好提携40周年を記念して浙江省の留学生が静岡県の魅力をPRする動画も配信したり、浙江料理のレシピを県ホームページで紹介したりしているそうです。7月には浜松・静岡・三島3カ所で浙江省のくらしと食文化について巡回展が開催されます。
今後も両県省の友好がさらに深まっていくことを心より願っております。