※下記の記事は2021年12月2日に配信したメルマガの内容です
6月に東京虎ノ門の中国文化センターで企画展を開催した後、先月11月は各販売代理店様が参加する「日本紹興酒協会設立準備会」と中国料理や酒業界の有識者の方々が参加する「紹興酒資格制度準備委員会」を開催致しました。
企画展動画:https://www.youtube.com/channel/UCykEZsI5y4Ic01gIChmgOnw
準備会情報:https://shokoshu.co.jp/?post_type=news
今後、紹興酒の正しい知識の普及や本物の紹興酒をより多くの方に楽しんでいただくために、来年の日中国交正常化50周年を機に「日本紹興酒協会」を立ち上げ、プロモーション活動の実施と紹興酒のプロフェッショナルを養成する「資格認定制度」を創設する予定です。
私事で大変恐縮ですが、私は2013年の国連総会で「世界土壌デー(12月5日)」が採択された年に、土壌微生物、土づくり、発酵に興味を持ち、有機農業・自然農法を勉強し始め、持続可能な循環型社会と農業の六次産業化を目指してきました。それからワインのテロワール、ヴィンテージの概念を取り入れることにより、紹興酒を極めようと思い、紹興酒事業に取り組み、いまに至っています。近年SDGs(持続可能な開発目標)の認知度が急速に高まっていることは非常に嬉しく思います。
また、紹興酒に代表される中国黄酒の歴史を紐解くと、河南省の賈湖遺跡と紹興の近くの上山遺跡から、9000年前にすでに醸造技術を持っていた可能性が大きいと考えられています。今後紹興酒の正しい知識を広めながら、紹興酒をはじめ、中国の酒文化をさらに深掘りしていけたらと思っています。どうぞ皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。
さて、前回の企画展の際は緊急事態宣言下で紹興酒の試飲ができませんでしたが、12月16日(木)に年末特別企画として中国文化センターで紹興酒文化講座と試飲会を開催致します。セミナーと試飲会に加え、数種類の紹興酒のブラインドテイスティングや抽選会など、初心者の方でもお楽しみ頂けるコンテンツをご用意しております。
また、14日(火)は同センターにて開催される「大地 ―田捷硯・馮学敏写真展―」の関連講座が終了後1時間ほど紹興酒の基礎知識の簡単なセミナーと試飲会を開催する予定です。
☆年末特別企画☆
【開催日時】12月16日(木)14:00〜16:00
【会場】中国文化センター
東京都港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1階(最寄駅:虎ノ門ヒルズ)
【人数】30名(先着順)
【参加費】無料