お知らせ

メルマガ『紹興酒通信No.13』

※下記の文章は2023年1月に配信したメルマガの内容です

古越龍山東京事務所の夏良根です。
遅ればせながら新年おめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

久しぶりに故郷の紹興で旧正月(春節)を過ごしたあと、
2回のPCR検査をクリアして、昨日の夜無事に日本に帰ってきました。

さっそくですが、恒例の紹興酒セミナー・試飲会を2月6日に再開します。
現地の最新事情を交えながらお話しします。
多数のご参加をお待ちしております。

紹興では、最初の3週間は隔離や感染爆発であまり人に会えなかったですが、その後は旧暦の年末ということもあって、みんな仕事のブランクを取り戻そうとして、大変忙しくなりました3年ぶりに自由に動けるようになったので、春節の際はみんな家族団らんを楽しんだりして、紹興市内も観光客で溢れていました。

今年こそ日中間で自由に行き来できることを期待しています。
コロナ期間中、杭州に通じる地下鉄や高速道路環状線など交通インフラが急速に整備され、街がまた大きく変わっていました。今年は早めに現地視察ツアーも企画したいところです。私が紹興地元で江南水郷のきれいな田園風景を再現させながら、米作りからこだわった紹興酒を造ろうとして、今年5年目を迎えましたが、滞在期間中に古越龍山傘下の鑑湖酒坊で新酒の仕込みを見守りました。

 

 

 

 

 

300年以上の歴史を持つ鑑湖酒坊は黄酒業界で唯一国の産業遺産に登録された酒蔵です。社長や杜氏たちと有意義な交流もできて、「天の時、地の利、人の和」を生かして、紹興酒のルネサンスにさらに自信を持つことができました。

今年も新商品の投入や紹興酒ソムリエ資格認定制度の始動によって、紹興酒の幅広さ、奥深さを実感していただき、紹興酒市場の活性化を目指していきたいと思います。

引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 

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